ランドセルPart5 工房系とデパート、スーパー系の違い
※画像は高島屋さんの画像です。
リサーチ兼ねてデパートのランドセルを仕事帰りに見に行っていますが、凄く参考になります。
あったらいいなと思う昨日は全て含まれていますので、デパート系、スーパー系でランドセルを選んでも失敗することはないと思います。
デパート・スーパー系と工房系の違いを個人的な感想で分けると
デパート・スーパー系:イメージ重視
工房系:こだわり重視
な感じです。
特にデパートはイメージが重要ですから、店員さんに何も聞かずに買っても文句が出ないように必要だと思われる機能は全て標準装備している感じです。
文句が出ないように~と書くとデパート系を馬鹿にしていると思う方もいるかもしれませんが、そうではなく完成度が高いという意味になります。
「ちゃんと確認せずに買ったけど大丈夫かな」なんて心配は無用であり、考えられる必要な機能は備わっており、流石といったところだと思います。
特にアップ式背カン(又は立ち上がり背カン)や持ち手はデパート系では標準にしている場合が多いですが、工房系では採用していないことが多かったりします。
ここが工房系との大きな違いで、アップ式背カンや持ち手は、あったほうが絶対に良いと思いますが、工房系で聞くと決して必要な機能とは言えなかったりします。
前のブログでも書きましたが、アップ式背カンは、あったほうが背中にぴったりランドセルがくっつくことで負担が軽くなるということですが、これは全員に当てはまるわけではありません
我が子の場合は、なで肩が影響していると思いますが、アップ式背カンは、むしろデメリットだったりします。
アップ式背カンのメーカーにもよりますが、多くの場合は首筋に当たって嫌がります。
ベルトを子供にあわせて調整すればアップ式背カンではなくてもちゃんと背負うことが出来ますので、アップ式背カンではなければ肩こりになるなんて言ってるメーカーもあるようですが、嘘だと思います。
肩こりする子は、ベルトの位置が悪いか持ち方が悪いのだと思います。
あとは単純に重すぎる場合だと思います。
これは今まで色々見比べたりしたからこそ分かったことであり、見比べる前であれば、アップ式背カンはあった方が良いとCMでもネット検索でもされていますので、アップ式背カンにしておいた方が、客から文句を言われることは少ないと思います。
安全ナスカンも持ち手も同様で、ランドセル業界の主流から外れる仕様を採用することはデパート・スーパー系では多分ないと思います。
しかし工房系では、自社の主義を優先する場合が多々あり、実際に使用する上で問題がないと分かれば、主流であってもやめてしまいます。
アップ式背カンは、工房系では採用していないことが多いですが、その理由は、「革なので、少し使えば馴染んで、肩にぴったりはまるようになるためわざわざアップ式にする必要がない」と回答する工房が多かったです。
工房系は先にも書いたとおり主義を優先する場合があるため、1度は実際に足を運んで、その仕様にした理由を確認すべきだと思います。