出張雑記Part16 冬の嵐の準備はしつつも嵐は来ない

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冬の嵐とは、ジャニーズ事務所の嵐の事ですが、以前札幌出張時に嵐のコンサートに被った時の話しを書きましたが、折角、ネットカフェも鍵付防音個室型のネットカフェが徐々に増えており、嵐のコンサートが札幌であっても安心と思ったのですが、残念ながら嵐は2020年で解散してしまうようです。

多分、今年の12月ごろから毎年恒例のコンサートを開始して、札幌での嵐のコンサートは終わりなのかなと思いますが、予定が発表されていないようなのでどうなるかわかりません。


 

多分、もう嵐以上の集客力のあるアイドルは登場しないでしょうし、嵐のファンではなく仕事で札幌に行く私としては登場してほしくなかったりします。

札幌では、ゴールデンウイーク頃から混み始めて、YOSAKOIソーラン祭りが始まる6月、夏休みの7、8月とさらに9月まで混んでいます。

 

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<画像は札幌市が公開している2017年度来札観光客数です。>

札幌市が公開している札幌の観光客数ですが、5月~9月は、早めにホテルを予約しないと満室になっていることが多いです。

特に先にも書いた通り、GW中、YOSAKOIソーラン祭り、夏休み期間中はホテルが予約できません。

 

11月になるとようやく観光客が減り、ホテルの予約が難しいということが解消されます。

夏場の5月~9月は混んでいることが基本ですから、仕事で行くときは予約を早めにとっておくこと以外の対策は特にありません。

しかし冬場になると空いていることが基本となります。

そのため夏場だったら8,000円~10,000円以上するようなホテルが半額の4,000円~5,000円くらいで宿泊できます。

場合によっては半額以下で設定されている日も案外多いです。

3年4年前だと夏場8,000円で冬場2,500円なんてホテルもあったりしましたが、3,000円を切ることはほぼなくなったため札幌も少し景気がよくなっているのだと思います(ホテルや高層マンション、オフィスなどの建設が目立ちます)

 

で、冬場に注意すべきは、

①嵐のコンサート(11月ごろ)

雪まつり(毎年2月第一週)

旧正月(2018年は1月28日、2019年は2月5日)

になります。


以前の記事でも書きましたが、2019年2月の今年の雪まつり旧正月と被って過去最大の来客数は274万人で、上の札幌市が公開している観光客数は昨年の分なので、昨年の雪まつりの来場者数は254万人でした。

 

で、何がいいたいかと言うと、上の画像の通り、札幌市公開の札幌市への観光客数は7、8月が1,800万人以上であり、対して11月~2月は900万人以下です。

観光客数としては2倍の差がありますが、嵐のコンサートや雪まつりなどのイベントがなければもっと落ち込んでいたことは間違いありません。

嵐のコンサートの来場者数は3日間で16万人と言われていますがこれは単純にコンサート会場である札幌ドームにコンサートを見てきた人の人数であり、札幌ドームのコンサート時の収容人数が約54,000人×3日間=約16万人としているのだと思います。

コンサートが開始される前の日から来ているファンを札幌などで実際にみたことありますので(グッズもっている女の人が大量にいるのですぐわかる)3日間以外にも滞在している人もいるでしょうし、さっさと帰ってしまう人もいるかと思いますし、そもそも北海道内在住の人もいるでしょうけどこまかいことは抜きにして、1日あたり54,000人が嵐のコンサートのために札幌に来たことは間違いありません。

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<画像は、札幌市公表の平成30年度版札幌の観光-平成29年度観光の概要>

平成29年度ですから2018年3月末時点で札幌市のホテル、旅館などが受け入れられる人数が約53,000人であり、嵐のコンサートに来ている人たちがほぼほぼ道外からの人たちだった場合ちょうど札幌市内の宿泊施設で受け入れられることになりますが、観光客はそれ以外にもいますので私も含めた札幌に観光や仕事があって来た人たち分があぶれてしまうことになります。

そのため札幌市外で、札幌まで1時間半程度の移動でいける旭川市千歳市小樽市苫小牧市などの宿泊施設も満室になったりするわけですが、個人的には、嵐のコンサート目的で来てる人はもっと多いのではないかなと思います。

もちろん関係者などは当然きている訳ですが、コンサートに入れない人も案外来ているのではないかと思っています。

札幌から開始されますのでお金を払っても早くグッズがほしいファンは多いでしょうし、私の友人は、ジャニーズではありませんが、バンドの追っかけをやっていた時はチケットが当たらなくても必ず最初のコンサート会場に行っていました。

そのような私の友人と同じようなことしている人が案外多いのではないかと思います。

 

札幌雪祭りは、今年が274万人で、昨年が254万人でしたが、多くは札幌市内や近郊市内から来た人です。

宿泊を伴うような道外からの観光客数が公開されていませんのでわかりませんが、3割だとすれば254万人×1/3=約85万人

85万人÷8日(雪まつりの開催日数)=約11万人

1日あたり11万人が宿泊すれば札幌市の宿泊施設の受け入れ人数は53,000人ですから2倍以上になってしまいます。

だったら札幌雪祭りの来場者数は昨年は254万人でも宿泊した人は53,000人×8日=424,000人で、来場者数のわずか17%しかいないことになります。

 

雪まつりで宿泊利用した人が、17%って低すぎるような気がしますが、最近の傾向としては、ニセコトマムなどのスキー場周辺のホテルに泊まるスキー・スノーボードを主目的とした海外旅行者が増えており、特に欧米系の人達が北海道の雪質が良いという理由で増えているらしく、実際私も今までは海外観光客と言えば中国・韓国などばかりでしたが、欧米系の人を見かけるようになりました。

空港の出口やレンタカー受付のところにはスキー板が入っている荷物を持った欧米系の旅行者をみかけるようになりました。

この人たちは、札幌市内には宿泊しないでしょう。

 

揺るがない事実として

①札幌市内の宿泊施設の受け入れ人数は約53,000人

②嵐のコンサートがある札幌ドームの席数は約54,000人分(実際の嵐のコンサートの販売席数が何席かはわかりませんが、大きくは違わないと思います)

 

なのですが、3日間で約16万人が来場するコンサートと来場者数254万人の雪まつりに於いて、誠に個人的体験を基にした見解ではありますが、嵐のコンサートのほうがホテルの予約が取れなかったという体験があり、嵐のコンサートにもっと人が来てるのではないかと勝手に思っています。

札幌市公表の宿泊施設にはネットカフェの宿泊利用は含まれていませんので、ネットカフェで宿泊した人がどれだけいるのかわかりませんので札幌市公表の53,000人という市内宿泊施設の受け入れ人数よりも多くの人が泊まる余地はあるということになります。

 

でも東京や大阪、福岡など他の地域では観光する場所は何か所もありますが、札幌って時計台くらいしかありません

一応地下鉄のれば白い恋人パークとかありますが、11月は札幌は寒いですし、観光する場所も少ない為どうしても札幌駅周辺~すすきの間に人が集まってしまいますので、多いと感じてしまうのかもしれません。

 

根拠のない個人的体験を基にした見解からすれば、嵐のコンサートでは、コンサートチケットが当選した人以外にも先に書いたようなグッズがほしいとかなどの理由によって、7万人か8万人くらいが来ているのではないかと思っており、そのため嵐の札幌でのコンサートは、まさに嵐状態でたまたま仕事で来ていた私のような中年も巻き込まれて宿がなく、40歳過ぎたのにネットカフェで泊まることになってしまう事態が発生します。

ホテルの予約が取れないのは雪まつりと同等かそれ以上であり、どうにかホテル取れないかと楽天トラベルとかで何十回も検索しなおしても一切空きが出ない状況であり、もう二度と体験したくないと思っていましたが、今年の嵐のコンサートを避ければ、2度と体験することはないのかと思うとまた別の意味で寂しかったり・・・

実際10月には毎年嵐のコンサートは札幌はいつごろでとメモして必ずさけるようにしていましたので、それをする必要がなくなりました。

 

嵐のファンの人にとっても、ネットカフェは鍵付き防音個室型が増えれば安心して利用できますから、高額になってしまうホテル代を気にする必要がなければ、その分グッズを買うことが出来たでしょう。

現在札幌市鍵付き内で防音個室のネットカフェは、NEXT自遊空間札幌駅前南口店のみのようですが、24時間で3、580円(税込)である通常タイプよりも300円アップらしいですが、24時間で300円アップですから大きな違いではなく、これが基準として札幌市内で防音個室タイプが増えていくことでしょう

 

実際ネットカフェに泊まるかは別としてセキュリティが強化されたことにより格安で宿代わりになる場所が確保できるようになりつつあるのにもう嵐が活動休止することによって、その心配をする必要がないというのも残念な話しです。