出張雑記Part15 宿泊証明書の話し② 証明書は持参したほうが良い話し

前回宿泊証明書について書きましたが、宿泊証明書は持参したほうがよいです。

会社によってはホテル発行の宿泊証明書しか認めないという場合もあると思いますが、可能であれば、ネット検索して公開されている宿泊証明書を使ってもよいですし、サンプルをまねて自分で作っても手間はかからないと思います。

宿泊証明書を持参したほうがよい理由は、当然ながら１泊を２泊にするとか偽造するためではありません。

持参したほうがよい大きな理由は２つ

　①宿泊証明書を発行していないホテルがある

　②余計なことを書くホテルが案外多い

です。

福岡の某ホテルは、昨年の夏に宿泊した時にもホテル発行の宿泊証明書はない（宿泊証明書を持参すればそこに記入はしてくれます）と言っていましたので多分今もホテル発行の宿泊証明書はもらえないです。

こういうホテルがたまにあります。

いかにも古くて、ホテルというよりも宿レベルだからという訳ではなく、普通のというよりもむしろ普通よりも綺麗なホテルだったりしますが、宿泊証明書は発行してくれません。

その場合どうするか・・・

会社からFAXで送ってもらうか、そこのホテルに宿泊証明書のサンプル画像をメールしてプリントアウトしてもらうしか方法がありません。

（ちなみにホテルの受付で検索してそれをプリントアウトしてほしいと頼んだらダメと言われました）

宿泊するホテルがいつも決まっていてそこのホテル発行の宿泊証明書に不満がなければ別に気にすることはありませんが、色々なホテルに宿泊する可能性がある場合は気を付ける必要があります。

さて次が本題の”②余計なことを書くホテルが案外多い”です

①はたまにありますが基本はちゃんと宿泊証明書を発行してくれます。

但し、その内容に問題がある場合があります。

■宿泊者数を記載している

■部屋のタイプを記載している（シングルルーム、ツインルームなど）

■宿泊プラン名を記載している（【有料放送見放題プラン】禁煙シングルルームなど）

などです。

私の場合、別に不倫とか縁が全くないのであってもなくても別に良いのですが、今までに何度か人数が記載されていることにクレームを言っていた人をみたことがあります。

不倫だと思われる状況で男性が人数を消してほしいと伝えながら連れの女性は少し離れた場所であきれてる場合や、食品ではないものをデリバリーする目的で２人部屋を予約した人とか（１人部屋に呼ぶとホテルの利用規約に違反になりますが、２人利用で宿泊すれば堂々と呼べます。見た目が怪しい場合はダメと言われるかもしれませんが）

宿泊者数を記載している宿泊証明書を発行してるホテルは案外多く、領収書の場合は宿泊者数が記載されていますので、その影響かもしれません。

次が部屋タイプが記載されている場合です。

これは、ホテルの都合でツインになったとか言えば済むことであり、そこを指摘されることはないと思いますが、個人的には何となく嫌ですし、わざわざ書く必要がないですから不要だと思います。

次に宿泊プラン名が記載されている場合です。

これは実際には少ないと思いますが、たまにあります。

私は基本的に宿泊証明書を持参するので最近の状況は分かりませんが、プラン名を記載するホテルがあります。

【直前割】などの安さを強調したプラン名ならまだしも【有料放送見放題プラン】みたいなプラン名だと恥ずかしいです。

いずれにせよわざわざ書く必要がないものです。

宿泊証明書に関しては、大手ホテルチェーンでも店舗によってフォーマットがばらばらだったりすることが案外多く、同じビジネスホテルでもA店では普通の宿泊証明書だったにもかかわらず、B店はあれこれかかれていたりしますので注意する必要があります。

持参すれば必ず書いてもらわなければならない項目（宿泊者氏名、宿泊日、ホテルの印鑑）はありますが、それ以外の項目がなければわざわざホテルが記入することはありませんので、宿泊者数２人と書かれるかもしれないと言った心配をする必要がありません。

但し、宿泊証明書を持参することによってデメリットもあります。

宿泊日、泊数、証明書の日付に関して会社によって取り決めが違う場合があるため必ず確認を求められることです。

例えば、２０１９年３月２１日～３月２３日に２泊３日で宿泊した場合、

宿泊日は基本的には、３月２１日～３月２３日と書きますが、会社によっては、”宿泊した日”とするため、泊まった３月２１日～３月２２日と書かせる場合があるらしいです。

泊数も基本は２泊ですが、宿泊した期間を書かせるとして３日間とする場合があったり、証明書の発行した日付に関しては、チェックインした日、またはチェックアウトの日、証明書を書いた日に会社によって分かれるらしいです。

あともう平成が終わるので西暦で書かないとダメとか、細かいことですが会社によって違うため、ここはどう書きますか？と聞かれることが多いです。

私の場合は面倒なので宿泊証明書にここはチェンインした日とかチェックアウトの日とか小さく端に書いているので聞かれることはほとんどありませんが、以前はよく聞かれました。