出張雑記Part6 ビジネスホテルは高層階、低層階どっちがよいか

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普通のホテルであれば、景色は宿泊料がアップする重要な要素ですから高層階ほど高くなりますが、ビジネスホテルは部屋の広さが宿泊料金の違いになりますので、高層階でも低層階でも料金は同一なことがほとんどです。

高層階と低層階の部屋が同一料金なのは、いわゆるビジネスホテルがビルの間に建っていることが多く、窓があっても窓から見るのは、隣のビルだったり、道路を挟んだ向かいのビルなどですから景観は望めないからです。

 

普段から高層マンションに住んでいる訳ではないので、ビジネスホテルくらい景色が期待できなくても高層階が良いと思う人が多いかもしれませんが、高層階には1つ注意すべき点があります。

近年、ホテルも禁煙化が進んでいますが、最初から禁煙化しているホテルは最近オープンしたホテルくらいであり、10年以上前のホテルであればほとんどが禁煙化を想定していないホテルとして建築されていると思います。

客室の一部を禁煙客室として建築されていても、近年のような喫煙率20%以下の状況となると、喫煙可の客室を禁煙に変更する必要性が出てきます。

しかし、禁煙化の流れにより客室を禁煙化している訳ですが、完全に臭いを取り除くことは難しいです。

高級ホテルになれば、壁紙から絨毯、調度品まで全てやり直して対策していると思いますが、多くの場合は、消臭スプレーなどによる対策で済ませている場合があります。

元喫煙者である私は、多少のタバコの臭いは全く気にしませんが、気にする人は耐えられません。

タバコの煙ですから部屋の隅々まで臭いがしみ込んでしまっていますので、徹底的に入れ替えないと臭いをとるのは難しいです。

 

で、高層階というのは一般的に喫煙可の客室となっていることが多く、理由としてはタバコの煙が上に流れるためであり、喫茶店でも上の階の方が喫煙可になっていたりするのと同じで、ホテルも高層階が喫煙可の客室だったりしますので、たとえ今は禁煙客室となっていても元々はどうだったか調べる必要があります。

調べるのが面倒であれば、低層階の方が元々は喫煙可の客室だったというリスクは減ると思います。

 

では低層階だったら良いと思いがちですが、泊まるホテルのグレードと泊まるホテルの場所によって、低層階の場合、気をつける点があります。

それは、空調と虫です。

ビジネスホテルでもある程度以上のビジネスホテルであれば、客室毎にエアコンが設置されていて、自分の好みの温度にすることが出来ますが、ある程度以下のホテルの場合は、全館空調となっています。

ホテルが設定する温度に適応する人であればなんら問題ありませんが、そうではない場合は、部屋の窓を開けて調整する必要があります。

私の場合は、少し寒いくらいが良いので、22~24度くらいが適温だったりしますが、全館空調の場合は、そんな温度設定されていませんので、少し窓を開けたりしています。

ビジネスホテルの多くは大都市の繁華街の周辺にありますので、虫が入ってくることはありませんが、高速道路沿いに建っているビジネスホテルもありますので、そうなると虫が入ってきたりすることがあります。

虫は嫌なので、窓開けることが出来ませんので、その点は個人的には低層階はデメリットですが、私としては北海道胆振東部地震を体験してから低層階の方が良いと思っています。

停電するとエレベーターも使えませんが、食料、飲料確保のために階段で昇り降りする必要がありますので低層階の方が断然良いです。

地震などの災害発生時も低層階の方が逃げやすい点もメリットです。

 

リスクばかり考えてホテルに泊まっても楽しめませんが、最近泊まるホテルは高層階になる場合が多いです。

その理由は、私は臭いを気にしませんので喫煙可の部屋のほうが空いていることが多く、喫煙可の部屋に泊まることが多いからです。

禁煙の客室は2週間前から空き0なのに喫煙可の客室は前日まで5部屋残っていたり・・・

こういうところで近年の急速な喫煙率の低下を感じます。