禁煙Part25 気づけばマイノリティ

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マイノリティとして話題になるのはLGBTだったりします。

LGBTとは、

L:レズビアン(女性同性愛者)

G:ゲイ(男性同性愛者)

B:バイセクシュアル(両性愛者)

T:トランスジェンダー(性別越境、性別違和)

の頭文字を組み合わせた性的少数者のことになります。

Tのトランスジェンダーに関しては、自分の気持ちとしての性別と実際の肉体的な性別が一致しないことですから守られる必要があると思いますが、それ以外は単なる嗜好の問題だと思っています。

よくLGBTの人たちは特別であり、性的嗜好ではなく性的指向であるなどと区別しようとしていますが、詭弁だと思っています。

性的嗜好と指向の違いは、指向は、相手に対して愛情があり、嗜好は快楽としての性の対象とするという意味らしく、そこが違うらしいですが、肉体関係を求める以上、嗜好的要素があるといわざるを得ないと思います。

受身側となることが多い女性にとっては、愛情があるからこそ男性の嗜好的欲求を受け入れる的な要素があると思いますが、男性側にとっては、愛情を持っていても嗜好的快楽を求める部分があり、LGBに関しても同様だと思います。

 

と、LGBTに関して何の知識もなく身近にそういう人もいないのに自分なりの考えというのはある訳ですが、たぶんこういう考えの人が大半だと思います。

それこそ、幼児が好き、痴漢が趣味などの偏った性的嗜好LGBTは同じだと思っている人もいると思います。

同姓愛者は特別な存在として認められるのにロリコンはNGっておかしいだろうと思う人も痴漢もLGBTも同じ嗜好だという意見の人もいるでしょうが、私の勝手な考えですが、LGBTは無害だから特別な存在として守られ、ロリコンや痴漢はそれを相手の同意なしに行う人が多いために犯罪者として取り締まるようになったためロリコンと痴漢が特別な存在として(ある意味軽蔑される特別な存在とも言えますが)守られることはないでしょう。

 

何故禁煙と関係ないLGBTのことを書いたかというと、関係なくはないものだからです。

喫煙は長くマジョリティ(多数派)でした。

屋内も屋外も電車内も自由に喫煙することが許されていました。

昔のマスコミの様子が描かれる時は、机の上でタバコを吸いながら頭をかきむしって原稿を書く姿がよく描かれます。

紙が散乱している中で灰皿には大量の吸殻が灰皿に納まりきれないほどにあふれていたりします。

私の親世代は、喫煙するのが当たり前で、ある意味大人のたしなみと言っても過言ではなかったと思います。

くわえタバコで子供を抱っこして写真を撮っている姿もよくあったと思います。

 

それが今では、喫煙率は男性が3割を下回り、女性は1割を切っています。

今ではすっかりマイノリティ(少数派)です。

そしてここ数年の強烈な喫煙者に対するバッシングが凄いです。

非喫煙者が多数となり、嫌煙の記事を書けば反響が大きいのだと思いますが、あれこれ書きたい放題です。

タバコには有害物質があるから喫煙者は毒を巻き散らかしているような感じでかかれていたりしますが、そもそも有害物質は、普通に空気中にありますし、日本に住んでいる以上、有害物質を避けて生活することは無理だと思います。

タバコだけが非難されるのは間違いだと思いますが、タバコが非難されるのは、マナーを守らない人が多すぎるためだと思っています。

 

喫煙も決められた場所で喫煙者がタバコを吸っていれば、一部の人は文句を言い続けると思いますが、多数の人は、それほど嫌悪しなかったのではないかと思います。

喫煙NGエリアでの歩きタバコの人は案外いますし、多分そういうマナー違反の人は喫煙者でも極わずかだと思いますがタバコを吸うと臭うためすぐ発見されてしまうため目立ってしまいます。

最近の傾向として以前は駅前の目立つ場所に喫煙所がありましたが、目立つ場所というのは、駅降りてすぐの場所であることが多く、そのため非喫煙者からの要望で撤去されてしまうことがあり、池袋、新宿など大きな駅では、駅でてすぐの場所に喫煙所がありますが、駅によっては、実は駅からすぐの場所にあっても隠れて設置されているため気づかないなんてことが結構あります。

そうなると狭い路地を探してこっそり吸ってしまおうなんて人も案外多くいます。

 

そこ曲がってすぐの場所に喫煙所あるのにって思ったりしますが、知らない人は分かりませんから、我慢できずに吸ってしまうのでしょう(元喫煙者として気持ちは分かるがそれは駄目だと思う)

最近ネットニュースでも取り上げられていましたが、ファミレスで全席禁煙なのにアイコス吸ってる人を私も見かけました。

電子タバコならいいと思ってる人案外多くて、高齢者に多い気がします。

 

多分、タバコも臭いさえなければ、これほど嫌悪されることなかったと思います。

タバコ嫌いの嫌煙家の人でも自分の知らないところでタバコ吸っていてもマナーさえ守っていれば何も言わないと思います。

タバコという悪臭を放ち、害もあるものが身近にあることが許せないのであって、それがなければ別にどうでもよいのだと思います。

 

この記事を書いてて、最初に書いたLGBTとタバコの話しがまったく結びつかない感じになってしまいましたが、私が当初書きたかったのは、実はLGBTの犯罪もあるとは思いますし、実際海外では多いらしいですが、日本では同性愛者による同姓への強姦などの犯罪は聞くことがなく、むしろマツコデラックスなど愛すべきキャラクターとしてのイメージがLGBTにはあります(LGBTといっても実際テレビに出てるのはGだけですが)LGBT=無害であれば、その人たちを守ることに反対することはなく、はっきり書いてしまえば、どうでもよいという意識なのだと思います。

しかし、自分に害を及ぼしたり、及ぼす可能性があるものにたいしては、関心がありますので、それが害である以上、許せない存在となります。

 

喫煙者は、自分たちがマイノリティになったことを自覚し、喫煙のルールがある以上、それを守っていれば今のような嫌悪される存在にはならなかったのではないかと思います。

喫煙が多数派だったころは、今考えれば信じられないほど喫煙は自由で、何でも許されていました。

それは多数派だったからこそ許されていたのであって、一般常識から考えても許されるべきではなかったと思います。

多くの喫煙者はそれがわかるからこそ、決められたルールの中で喫煙しているのですが一部のマナーを守れない人たちのためにバッシングが続いてしまうのだと思います。