出張雑記Part12 新型カプセルホテルかネットカフェか
最近ネットニュースなどで取り上げられることが多い「ナインアワーズ」というカプセルホテルがあります。
知人がここに泊まったことがあるらしく綺麗で安くてよかったと絶賛していました。
早割りだと安くなるとか言っていましたが、私がもしかしたら泊まるかもしれない地域のひとつである仙台で検索すると早割りで2,300円、普通に予約しても3,000円みたいです。
食事なしとありも選べるようです。
都内はぱっと見た感じ7,000円~8,000円くらいするようなので割高感がありますが、立地を考えると仕方ないのかもしれません。
大阪だと5,000円程度で宿泊できるようですから、お手ごろ感はあります。
従来のカプセルホテルのイメージを一新したような近未来的というかモダンというか、おしゃれな感じは女性や若者には好評なのかもしれません。
こういうカプセルホテルなら泊まってみたいと思う人もいるでしょうし、知人もまた利用すると話していましたし、知人からの話を聞いて私も利用してみたいと思いましたが、知人が言った一言が気になったのが「室内は普通のカプセルホテル」という言葉でした。コンセントとかUSBとか機能的な面は従来のカプセルホテルよりも優れているとは言っていましたが、長時間滞在する室内は普通のカプセルホテルでしかないと言っていましたので、まぁそうだろうなと思ってしまいました。
私は当面宿泊することはないかもしれませんが、綺麗でおしゃれなカプセルホテルが手ごろに泊まれるというのは凄く良いことです。
都内以外であれば、価格的にも前回の記事でも書いた鍵付き防音個室のネットカフェが競合することになると思います。
ナインアワーズの良い点は綺麗でおしゃれな点で、セキュリティ面やPCがないなどの点ではネットカフェに劣ってしまいます。
ただしサラリーマンにとって大きな魅力は、カプセルといってもホテルであり、宿泊先として領収書がもらえる事でしょう。
ネットカフェは、さすがに宿泊としては認めてもらえませんので、仕事の関係で、どうしても利用する必要があるという場合は、ネットカフェでは全額自腹になる可能性が高いですが、カプセルホテルであれば宿泊費として会社からお金が戻ってくる可能性が高いです。
仙台の早割り2,300円というのは凄く安くて、何かの機会にとまることもあるのではと思ったりもしますが、個人的には天井が低いカプセルホテルは苦手なので、むしろ高くてもネットカフェが良かったりするのですが、全額自腹になるのは馬鹿馬鹿しいので悩ましいところです。
仙台は安くていいですが、都内だと割高感があり、日曜や月曜日だと4,000円くらいなので割安感もありますが、週末に近くなるほどどんどん高くなっていきますから曜日次第と言えるのかもしれません。
セキュリティが心配な方やPCであれこれ検索したり、電話などしたい方は、防音個室のネットカフェがよいのだと思いますが、利用方法次第なのでしょう。
最近、カプセルホテルの魅力が主に海外旅行者によって見直されて、色々な進化型のカプセルホテルが登場していますが、個人的にはカプセルホテルは”機能的で安い”というメリットを忘れているのではないかと思われる場合が多く、いくら綺麗でも普通のビジネスホテルと同じような金額のカプセルホテルにあえて宿泊するメリットはないのではないかと思っていましたので(勿論、立地などで高くてもカプセルホテルを選ぶ場合はあると思いますが)機能的でカプセルホテル本来の価格帯である「ナインアワーズ」がどんどん増えていくことは良いことだと思います。