衛生管理者Part7 勉強方法② 勉強前の準備
第一種衛生管理者の試験を受けることになったあなたが一番困るのが、何をしてよいのか全く分からないということだと思います。
第一種衛生管理者の勉強方法としては、全てのサイトが書いていると思いますが、「過去問をメインに勉強しろ」ということにつきます。
前回の記事でも書きましたが、
①過去問のままの問題が40%前後
②過去問ベースだが回答項目を変化させている問題が30%前後
③②の問題に今まで見たことない回答項目が含まれる問題が20%前後
④問題も回答も今まで見たことない内容の問題が10%前後
となっていますので、過去問を主体にした勉強方法につきます。
”衛生管理者 過去問”と検索すると主にセミナー会社などが公開している過去問(解説付き)をみつけることができますので、とりあえず最新の過去問を解いてみてください。
PDF形式になっていて印刷して使う方法やインターネット上で問題を解く形式のサイトもありますので、これは好みだと思います。
通勤時間がながければスマホで問題を解く方法が良いかもしれませんし、自分は紙がいいという人は紙に印刷して解くほうがよいでしょう。
ただし注意すべき点は、
①答えはあっているが解説が間違えているサイトがある(明らかな間違いなので初見の人でも間違いに気づくレベルなので、あまり支障がないかもしれないですが)
②ネットで問題を解くサイトで、途中で放置していると最初の問題に戻ってしまうサイトや、途中でバグなのか回答できなくなるサイトがあったりしますので、気をつけてください。
最新の過去問を解いていくと、さらに不安が募ります。
「日本語だけど日本語ではないのではないかと錯覚するほど問題の意味が不明」
「怪しい薬品名ばかりで、嫌いだった化学の授業思い出して生理的に受け付けない」
「このまま勉強していく自信がない」
などなど・・・
ちなみに私は、30問以上不正解でした。
5択ですから、もっと正解するだろうと思っていましたが、全く分かりませんでしたし、むしろここで危機感を持つことが出来て合格した友人などの話を聞いて勉強方法を考えるようにしました。(そうは言っても友人は衛生管理者の記憶はすでになく、ひたすら過去問さえやっていれば合格できると言うばかりでしたが、友人の助言は今となっては大きかったと思います)
最初の過去問でほとんどの人は色々絶望感を味わうのではないかと思いますが、ここで凹む訳にはいきません。
解説を見て、2~3行ではありますが解説が書かれていますが、これで理解できるのと、分からないままの問題が出てくると思います。
その場合、一度書店に行って過去問集や解説書をパラパラと読んでみて、使えると思った本を購入しても良いと思いますし、買わずにネットで公開されている過去問で解いていくのもよいと思います。
ちなみに私は0円を目標にしていましたので、過去問集や解説本は購入せずに過去5年分の過去問をダウンロードしてスマホに保存して通勤中に解いたり、紙に印刷して解いていたりしました。
過去問集や解説本の方が内容が充実していますので、買ったほうが良かったなと思ったりもしますので、買う買わないは個人次第です。
過去問をダウンロードして、問題集や解説本を買うか買わないかは個人次第ですが、これで準備完了です。
過去問に関しては、年2回分が公開されていますが、出来れば5年分10回が良いと思います。
10回は多すぎるのであれば4年8回でも良いと思います。
過去問集も多くが4年8回分の過去問となっていますので、これでも問題ないと思います。
最初は、1回の問題を解くのに1時間以上かかりますので、最初は3年6回にして、途中から4年、5年にするのもありだと思います。
つづきます。