ランドセルPart10 ランドセルは、子供使用×6年間×毎日+親の見栄というミッション
小学生という子供が一番成長して行く時期に毎日使うものを選ぶというのは、大変なことだなと思います。
たかがランドセルなのでスーパーやデパートで買えばいいじゃないと言われればそれまでです。
以前にも書きましたが、色とデザイン以外で大きな失敗をすることはないと思いますので、スーパーやデパートで選べば済む話なんですけどね。
子供が使うものですから子供がほしい物を選んであげたいですが、年長の6歳の時の好みと小学校高学年の好みは一致しないでしょうから、それを見据えてあまり派手ではないデザインや色に子供を誘導していく必要があります。
毎日使うことを考えれば、人工皮革が一番なんですけどね。
子供が使うものですからね。
①子供が使うものであり、
②6年間使うものであり、
③そして毎日使うものである
と考えればおのずと答えは出るような気もするのですが、
④”親の見栄”
ってのがプラスされてしまうんですよね。
この”親の見栄”ってのが一番やっかいなんですよね。
①子供には本物を使ってほしい
→重くなるけどコードバンか牛革がいい
②本物の良さを知ってほしい
→重くなるけど本物のためなら仕方なし
③工房系の方が質が良い
→デパートに卸している工房系も多く、決してデパートで発売されているランドセルが劣るわけではないが、イメージ的に工房系で購入した方がプレミア感がある。
④子供のために色々な店を周った
→多くの店を周ったことでむしろ悩むことが多くなったけど、ラン活していることが楽しくなってしまっている
親の見栄として多分多くの親が譲れないであろう点は、素材だと思います。
毎日使うことを考えれば、皮革はむしろ避けるべき素材です。
特に靴などは高い靴を買おうとすると必ず店員さんに「休ませてあげてください」と言われます。
1足を毎日履くのではなく、何足か購入して、履く事が望ましいです。
スーツも高ければ高いほど、毎日使用するのには向いておらず、週1回程度が望ましいと言われたりします。
そう考えると人工皮革の方が良いと思うんですけどね。
でも私の考えが古いのかもしれませんが、牛革にしたいんですよね。
わずか100g、されど100g、種類によっては200gくらい牛革と人工皮革で重さが変わりますが、親の見栄に免じて子供には重さに耐えて貰いたいと思ってしまうんですよね。
実際の重量よりも軽く感じると噂の中村鞄製作所も行ってみたいと思うんですが、足立区は遠い。
横浜にも展示会で来るようですが、都合が悪いので行けない。
中村鞄製作所は一度は行ってみたいと思ったんですけどね。