ランドセルPart8 スマホのストラップで事故 安全ナスカンの重要高まるか
12日午後7時55分ごろ、兵庫県伊丹市荒牧の住宅から「1歳の男児の首にスマートフォンのストラップが巻き付いた」と110番通報があった。男児は心肺停止の状態で病院に運ばれたが、意識不明の重体という。
伊丹署などによると、家族は「部屋のクローゼットの取っ手部分にかけていたスマートフォンのストラップが首に絡まった」と説明しているという。ストラップの形状や、当時の詳しい状況などは不明。同署は事件と事故の両面で調べている。 (産経新聞 5月14日)
悲しい事故がありました。
子を持つ親としては他人事ではありません。
取っ手にかけていたストラップが、どのようにすれば首に巻き付いて死亡してしまうのか・・・
3歳児くらいであれば、いたずらで考えられなくもないけど、1歳でしょ?
そんなことできるのか?なんて思ってしまいます。
不謹慎であることを承知で書けば、こういう事故があるからこそ安心機能への関心が高まります。
以前のブログで安全ナスカンについて書きました。
デパートやスーパー系のランドセルは、多くが安全ナスカンを採用していますが、工房系はむしろ採用していないメーカーが多いです。
理由は以前のブログで書いた通りですが要約すると
①樹脂製のため6年間使えない
②一度使うと強度がなくなる
③場合によっては性能通り働かないことがある
などです。
それでも安全機能はあったほうが良いでしょと思うのが親心だったりしますが、安全ナスカンだけでメーカーを選ぶべきか、いやいや安全こそ最優先だろうとか、悩みどころです。
1歳児のスマホのストラップの事故なので安全ナスカンとは無関係ではありますが、
「こういう事故があると子供っていくつになっても周り見ないで走り回るから危険」
だと安全ナスカンの重要性をアピールするところが出てくるかもしれません。
まぁ不謹慎すぎて言わない人の方が多いと思いますが、ランドセルを選ぶ6歳もランドセルを使い始める7歳も周りをよく確認せずに走る子供はいますからね。
先にも書いた通り、親としてはこういう一見無関係な事故ではありますが、しかし無関係とも言い難い事故があると心配になります。
なくて困ることはあってもあって困ることはない機能ですから、そこを優先すべきか否か・・・
親の悩みはつきません。