禁煙Part11 禁煙してから3か月
禁煙してから3か月が経過しました。
昨日は、串カツ田中が禁煙化してから一か月後の状況について公表して少し話題になっています。
客数が+2.2%だったらしく、禁煙しても客数は減らないという実績が出来ましたので、嫌煙家の人は大喜びなのかもしれません。
ちなみに8年位前に愛知県で、一部の飲食店に協力してもらい完全禁煙化の実験がありましたが、あの報告書をさらっと読んだだけでも眉唾ものでした。
愛知県が全面的に応援してテレビにも取り上げられて、”客数は減っていない”という結果は失敗だと思います。
”全面禁煙化すると客が減る”という世間(特に飲食店経営者)のイメージに対して”客が減らなかった”から成功だ的な流れで報道されていました。
喫煙者の常連客が減っていると回答している店も多く、あれだけ宣伝しても客数は増えていないにもかかわらず、嫌煙家の方は、勝ち誇った感じのネットの状況はいかがなものかと感じた記憶があります。
宣伝効果を考えれば客数はせめて微増でなければ禁煙化したメリットは経営者にとってはないと思います。
喫煙者にとっても食事の時にはタバコの煙は嫌ですし、食事の時は別に禁煙でもかまわないという喫煙者もいますし、タバコが吸いたければ後で喫茶店に行くという喫煙者もいます。
愛知県の2012年の飲食店の禁煙化の調査でも”禁煙化によって客数は減っていない”とした報告となっていますが、居酒屋やバーなど喫煙率が高い業種がほぼ含まれていない禁煙化での客数の増減ですから、意味がないと思います。
一番驚いたのは、JTと国立がんセンターが、タバコの害について見解の相違でちょっとした言い争いになったときに、国立がんセンターは、JTにざっくり言うと「ちゃんと結果読んでから反論しろ」と言ってたにもかかわらず、国立がんセンターの偉い人は、愛知県の報告書を取り上げて「禁煙化になっても客数減らない結果が出ている」とどっかのインタビューで話していて、あんたこそちゃんと読んだの?っておもったことです。
喫煙者にとって喫煙しようと思って入る店舗とそうではない店舗があり、喫煙率が高い業種で禁煙化して、客数が減らなかった時にこそ、”禁煙化しても客数は減らなかった”と言うべきです。
都合の良い業種ばかりで禁煙化の成功率95%なんておかしな話です。
喫煙者だってマナーはあるし、食事中のタバコの臭いが不快なのは禁煙者と一緒です。
一部のマナーのない喫煙者がいますが、ほとんどの喫煙者は、禁煙店舗であっても食べたい物があれば行きます。
昼飯時のラーメン店とか狭い店舗で満席の状態であれば、タバコは食後にしようと思うくらいのマナーは喫煙者にはあります。
禁煙者と違うのは、タバコが吸いたい時があって、その時は、喫煙所、車内、それが無ければ喫煙できる店舗となるだけです。
串カツ田中の禁煙化もテレビでかなり取り上げられていましたし、話題性も十分でしたので、結論は出せない状況ですが、愛知県の時と大きく違うのは、喫煙率が約20%の現在であれば、禁煙化の流れは続いていくと思われます。
急速な禁煙化の流れに違和感を感じ、タバコは悪だという風潮に元喫煙者としては、”それは言い過ぎでしょ”と感じることが多いです。
でもそんな嫌煙家の人たちの世界的な反タバコ?の流れがなければ、喫煙者にとって不便な状況(嫌煙家にとっては好ましい状況)が進むことはなく、そいういう喫煙者にとって住みにくい状況が、私も禁煙しようと思った理由の一つですから結果的には良い方向なのかなとも思ったり・・・
最後に禁煙から3か月の状況について話すとタバコ吸いたい気持ちは一向に収まりません。
むしろ最近の方が強くなった気がします。
体重が約2か月半で10kgも増えて、現在ダイエット中のため、タバコ吸いたい気持ちを抑えるために舐めてた飴やコーヒー、甘いものを控えるようにしていますので、吸いたい気持ちを抑える方法がお茶しかありませんので我慢できない。
禁煙は個人差がすごくあるなとつくづく思います。
1日何本吸っていたか、何年吸っていたかに関係なく、禁煙後最初はみんな辛くてもその後もつらい人と全く辛くない人に別れます。
私も全く辛くない方になれればよかったのですが、残念なことに凄くつらい状況です。
あと以前も書きましたが、禁煙したら食べ物が美味しくなるというのは全く感じられません。
多分、食欲がアップすることによる勝手な思い込みだと思います。
肌が綺麗になるとか疲れなくなるなんてこともありません。
喫煙中と禁煙後で変化はありません。
そもそも人が生活する場所は、大気が汚染されていますから、タバコやめたからと言っても吸ってる空気は悪いままですから変化があるはずがないと思っています。