衛生管理者Part9 3回分の試験の合格率(2019年1月18日、21日、24日)
本日、2019年1月24日試験の合格発表がありました。
Part4と5でそれぞれ1月18日と21日の合格率を記事にしましたが、21日の試験は関東と近畿のみでしたので、せめてもう1回は必要かなと思い、24日の試験結果についてもまとめました。
※受験者数は分かりませんので合格者の番号が一番大きな番号を受験者数としています。24日は北海道、中国四国、九州では試験がありませんでした。
●東北
第一種: 51/154 合格率33%
第二種: 26/ 60 合格率43%
●関東
第一種:172/373 合格率46%
第二種:104/222 合格率46%
●中部
第一種: 98/235 合格率42%
第二種: 34/ 91 合格率37%
●近畿
第一種: 67/143 合格率46%
第二種: 61/153 合格率40%
●合計(2019年1月24日試験)
第一種:388/905 合格率43%
第二種:225/526 合格率43%
1月18日と21日の試験の結果は以下の通りです。
●合計(2019年1月18日試験)
第一種:530/1420 合格率37%
第二種:289/677 合格率43%
●合計(2019年1月21日試験)
第一種:238/619 合格率38%
第二種:126/276 合格率46%
●合計(2019年1月18日、21日、24日試験の合計)
第一種:1156/2944 合格率39%
第二種: 640/1479 合格率43%
尚、昨年度の平成29年度全体での合格率は、以下の通りです。
第一種:29,636/65,821 合格率45.0%
第二種:17,302/31,537 合格率54.9%
試験3回分なのでサンプル数としてどうなのか統計学とか分からないので、結論は何ともいえませんが、今回(1月24日試験)の合格率が第一種に限っては高く(43%)そのため39%まで持ち直していますが、今年度は昨年度並みまで合格率はあるのか木になります。
第二種に限って言えば、3回とも10%前後下がっていますので、40%台まで落ち込むことは確定的なのではないかと思っています。
全体的に近畿の合格率が高く、昨年度並みかそれより少し低い程度で誤差範囲内といえますが、今回関東が貢献していますが、前回と前々回と他の地域もむしろ足を引っ張っている感じです。
たった3回のデータではありますが、わずかともいえますし、大きいとも言えますが、昨年度の45%に対して39%という6%減はイメージ的にはかなり難しいイメージがあります。
ほぼ半分が合格すると言える45%と、30%台と言える39%では、半数合格か!合格率30%台で、イメージが全然違うことでしょう。
実際問題として、年間統計で30%台まで落ち込んだらセミナー受けようと思う人が増えそうです。
会社都合での受験が多いでしょうからさすがに会社も受けてくれとお願いする以上、3万円くらいの講習費用は出さないと申し訳ないなと思ってしまうレベルの合格率です。
もし年間統計で合格率が45%程度だった場合、半数以上が合格するような簡単な問題ばかりの試験を出していて、これでは合格率が高くなってしまうということで難しくしたとも思えてしまいます。
そこまですることはないと思いますけどね。
でも平成28年より試験が難しくなって10%以上合格率が低下し、「昔は過去問の答え覚えておけば合格したけど今はそれだけでは絶対合格できない」と言われてすでに3年が経過しており、合格するためちゃんと勉強する人が増えているなかで、受験対策は充実している中で、さらに合格率が低下した場合、難易度は平成28年よりも上がっているのかもしれません。