ビジネスホテルのアメニティについて思うこと 香りはあったほうが良いか否か
先日、ホテルのアメニティ最大手の資生堂が撤退することについて書きましたが、アメニティに関しては、ビジネスホテルによって違いがあります。
ビジネスホテルは、男性の利用が多い為、男性寄りのアメニティが多い訳ですが、女性の利用もありますので男性専用のようなアメニティではなく、男女兼用のアメニティになっています。
そもそも男性用、女性用に明確に分かれている訳ではないと思いますので、男性用と女性用の違いといえば、男性用には育毛効果のあるシャンプーがあったり、女性用にはダメージヘア向けのシャンプーなどがあるくらいだと思います。
では男性寄りのアメニティとは何かといえば香りが抑えられている点だと思います。
もともと男性は髪が短いの香りがしにくい点もありますが、大手のビジネスホテルのアメニティは、香りの少ないアメニティであることが多いように思えます。
そのためホテルによっては女性客には女性用のアメニティが別途用意されていたり、最近では、シャンプーバーなどとよばれるアメニティを自由に選んで利用することが出来るサービスをしているホテルもあります。
個人的には、香りの強い方が良い香りがして好きなのですが、これは完全に好みの問題であり、嫌いな人も多いと思います。
そのためほとんどのホテルが香りはそこまで強くないアメニティを使用する場合が多いと思います。
個人的には好きでも、おじさんが女性用のシャンプーの香りをさせていたらどうかなと思うこともありますので、自分は良くても他人がそんなアメニティを使っていると違和感を持ってしまいます。
香りを感じるほど密着するケースは少ないのですがビジネスホテルによってはエレベーターが少ない場合が多く、エレベーターを利用する時に何人も利用することで密着してしまい、おじさんの髪から良い香りがした経験が何度もあったりしますので、他人からすれば、香りは少ない方がいいのかなと思ったりします。
それよりも最近問題らしいのが、中身を移して持ち帰ってしまう人が結構いるようです。
ある程度贅沢に使うのは許される範囲だと思いますが、持ち帰ってしまうような非常識な人も多いらしく、先日の記事の通り採算取れないアメニティ会社が多いらしいので、アメニティは自分で用意する時代が来るかもしれません。
中身を持ち帰る人への対策としては、1回分のアメニティを渡すことで解決できると思いますが、そうすると費用がアップするでしょうし、考えものです。
個人的には、いつも使うものとは違うものを使うことで特別感があったりするのですが、アメニティ業界は大変のようです。
値上げすれば採算が取れるのでしょうけど、認めてもらえないのでしょう。
昨今の観光客数の増加でビジネスホテルも宿泊率が高くなり、以前であれば週初めは格安で宿泊出来たのですが、ここ数年では格安と言えるほど安くなりません。
宿泊率が高いということはアメニティの販売量も増加していると思いますが実態は利益が出ていないというのは、昨今の企業実態を反映しているように思えます。
売上増えて利益も増えるといいのですが、なかなかそうならない。
ビジネスホテルのアメニティについて思うこと 最大手の資生堂が撤退
2018年8月2日に資生堂が、ビジネスホテル向けのシャンプーやボディソープなどのアメニティから2018年12月で撤退することを発表し、取り扱い業者は出来る限りの在庫を持つことで対応していたようですが、いよいよ在庫もなくなりつつあることで、他のメーカーへの切替が必要となっていますが、他のメーカーも対応できない状況が続いているようです。
対応が出来ない最大の理由は、利益がないということに尽きるのでしょう。
利益が出ていれば、最大手の資生堂が撤退する理由はありませんし、2位のPOLAも資生堂の撤退をビジネスチャンスとして、積極的に受注していくはずですが、対応しきれないようです。
このニュースに対して、「仮に利益が出ていなくてもホテルで利用して良いと思えば自宅用に使う人も多いだろうから結果的には儲かることに繋がる為、ホテル向けのアメニティの撤退は経営方針として間違えではないか?」との意見もあるようですが、このようなことを話すコメンテーターは、自分が自宅で使用しているアメニティはホテルで使用したことがきっかけで使ってるのか疑問です。
そういう理由で使用している方もいらっしゃるのだと思いますが、実際は少数だと思いますし、本当に良いなと思うアメニティは個人で購入しようとすると高価だったりします。
個人的にはクラシエのZIRAシリーズが好きで、良く利用するビジネスホテルがこのアメニティを置いているのですが、アマゾンで購入しようとするとシャンプーとコンディショナーで1,500円以上します。
このくらいするシャンプーとコンディショナーは、スーパーでも売っていますが、いくら良いと思っていてもそこまでお金を出す気はしません。
アメニティは、原価は非常に安くて販売価格の内訳としては原価よりも輸送費などの方が高かったりしますので、ある程度まとまった量を卸せる先は、良いかもしれませんが、分散してしまうと輸送費がかかりすぎてしまって利益が出ないということだと思います。
これは、競合が増えているということだと思います。
1位が資生堂で、2位がPOLAのようですが、1位が撤退したのでPOLAがホテル向けのアメニティ会社としては最大手となるようですが、むしろPOLAのアメニティは見かけることがすくなく、個人的には花王やクラシエのアメニティを取り扱っているホテルを利用することが多いです。
DHCも増えているように思います。
これだけ競合が増えるとやはり利益を出すのは難しいのかなと思いますが、資生堂は、他の事業が好調らしいので、わざわざ利益度外視してまで継続する事業ではないと考えてもおかしくはありませんので、好調だからこそ将来性の見込みが少ない事業は撤退しようということかもしれません。
アパホテルは、アメニティは資生堂だったようですが、私は何度もアパホテル宿泊していますけど、印象がないです。
ぱさぱさして悪かったという印象もなければ、さらさらになったとか香りが良いなどという良い印象もないため、個人的にはよいと思ったアメニティは社名とブランド名くらいは覚えていたりするのですが、資生堂に関してはそもそも私が宿泊するようなビジネスホテルには事業としてやっていないのでは・・・とすら思っていたので、アパホテルでずっと使われていたことに驚きでした。
ランドセルPart41 生田もそろそろ完売か
昨年の7月10日に大阪のランドセル工房 生田は、完売しました。
HPのニュースでは7月10日に完売という告知が出ていますが、今年7月7日付のランドセルの受付状況についてでは、昨年の完売日は7月13日となっていますので、どちらが本当なのかわかりませんが、3日の違いですから特に気にするほどのことでもなく、この時期に完売したということになります。
完売が想定よりも早く、予定していた展示会が開催中止になるほどでした。
今年の7月10日時点の状況は、完売が少々で半数以上が僅少となっています。
昨年の7月7日時点のブログに書いた記事では、多くが完売していましたので、昨年に比べれば全商品完売は昨年に比べれば遅れることは間違いないでしょうが、早ければ今月末、遅くとも8月には完売することでしょう。
8月に完売でも十分早いペースではありますが、今年は昨年よりも早いかなと思っていましたが、昨年が早すぎたということでしょう。
ランドセル工房 生田が人気が高い大きな理由は、安さにあると思います。
工房系の場合、工房により価格は違いますが、牛革が6~7.5万円、人工皮革が5~6万円くらいです。
人工皮革では、東京の中村鞄製作所が5万円~で他の工房よりも一段安い価格帯ですが、牛革の場合はランドセル工房 生田が5.5万円~であり、中村鞄製作所の牛革が6.5万円ですから1万円やすいです。
他の工房は7万円前後ですから生田は1万円以上安いことになります。
そのため工房系の中でも人気が高いのだと思います。
もちろんコバ塗りのランドセルも鞄工房山本も同様ですが、ランドセルとして人気が高く、コバ塗りのランドセルとしては山本と生田が代表格といってよいと思います。
更に言えば、生田の方が山本よりも5千円くらい安いですから、模様などのデザインの有り無しの差もありますが、山本で人工皮革のコバ塗りのランドセル買うよりは3千円追加して生田で牛革のコバ塗り買った方がよいのではないかと思ったりもします。
残念なのことに関東には、生田の常設店舗はありませんので展示会に行くしかありません。
一度も実物見ないで購入するのも抵抗がありますので、関東で開催される展示会に行ければ良いですが、行けなければ山本を選ぶしかないでしょう。
今年の山本は、一昨年の幻のランドセルという驚異的な人気ではなくなりましたので、じっくり実物を見て十分検討する時間的余裕がありますので、選ぶ方としては有難いものです。
<昨年7月7日の公式HPの完売の告知>