禁煙Part26 5分で喫煙者に戻れてしまう

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昨4月1日から禁煙して1年3ヶ月が経ちましたが、5分で喫煙者に戻れると思います。

多分1本目は、「不味い」と思うでしょうけど、ニコチンを体内に吸収することで急激にニコチンを欲して、すぐに2本目を吸ってしまい、それ以降は1年3ヶ月前の喫煙していた頃と同じようにタバコを吸っていると思います。

1度約1週間くらい禁煙していた時にタバコを1本吸ってあっさり禁煙失敗した時と同じ状況にいつでも戻れてしまうことが禁煙の怖さでしょう。

 

私にとっては永遠に禁煙中な状況なのかなと思うと悲しい限りですが、この1年で喫煙者への風当たりは急激に強くなっており、喫煙場所も激減しています。

喫煙場所が減っている事に加えて、喫煙場所が目立たない場所に移設されていることも多く喫煙場所が分からないこともあって、細い路地でコソコソ喫煙している人もよく見かけます。

知り合いが住んでいるマンションでは、ベランダでの喫煙が禁止となったようで、マンションの敷地内全てが禁煙になってしまったようです。

知り合いは喫煙者なので個人的には反対ですが、世の流れを考えると仕方ないということもあり、禁煙に賛成したようですが、そのマンションは世代が若いから揉めなかったようですが、知り合いの知り合いのマンションでは、自分の部屋のベランダでタバコ吸うのは自由であるという意見と、タバコの臭いが嫌で自分の部屋のベランダに出れなくなるという不自由さがあるという意見が対立して、険悪になっているマンションもあるようです。

私も家に帰る途中の家で頻繁に玄関でタバコを吸っている人がいますが、その人が隣の家の住人だったら嫌だなと思うことはあります。

玄関でタバコを吸うのは自分の家の敷地ですから仕方ないと思いますが、臭いが漏れますので、臭いが嫌だと思う人にとっては、仮に自分の家の方に臭いが漏れたら何故嫌な思いをしなければいけないのかと思う気持ちも分かります。

 

禁煙してから1年以上が経ち、禁煙当初は喫煙者側の思いが強かったのですが、だいぶ非喫煙者側の思いが強くなってきたように思えます。

その理由は、喫煙者に対する風あたりが強くなって、禁煙化の流れの中で、禁煙する人は増えていると思いますが、それでも喫煙する人の多くはマナーを守る人だと思いますがマナーを守らない人が多く、それが目立つことだと思います。

タバコ吸う場所が減って喫煙者も大変だと思いますが、以前にも書きましたがアイコスなどの加熱式タバコだったら良いという身勝手な解釈している人が案外多かったり、禁煙地域でも気ままに喫煙している人もいますので、喫煙者に同情できません。

 

自分も喫煙者の時には気づかずに特に臭い的に迷惑をかけていたのかと思うと反省することがあるのが、特に電車やエレベーターなど密閉された場所に喫煙者がいるとタバコの臭いが充満してしまうことです。

喫煙者からすると臭いに気がつきませんが、禁煙するとすぐ分かりますので、禁煙者にとっては迷惑でしかありません。

 

最近の流れを見えれば喫煙者に戻ることは、絶対にありえない行為なのですが、最初に書いたとおり5分で戻れる自信があります。

でも戻ってしまったら特に金銭面で、タバコに回せる小遣いはありませんので一気に金欠になりますし、そもそも喫煙者が吸いにくい時代になってしますので、いろいろと不便を感じることだと思います。

なのでやっぱり喫煙者に戻ることはありえないので、「今日も禁煙を頑張ろう」と毎日思いながら最近生活していますが、薬物中毒者が薬物を辞めるために、明日のことを考えずに今日がんばろうと毎日実行することが重要と言っていましたが、私もまさにそんな感じです。

ランドセルPart40 黒川鞄は6月10日で完売

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1か月以上仕事が忙しくブログを放置していましたので気づくのが遅くなりましたが、6月10日にすでに黒川鞄は注文受付を完了したようです。

追加の予定もなく、検討したまま買えなかった人には残念ですが、ほとんどが完売せずに結局、年末近くなって受付終了してしまう昨年がレアケースであって、元々黒川鞄は人気のランドセル工房であり、受付開始が他よりも早く、完売も早い工房として有名でした。

 

そのため我が家も昨年は、本命だった山本鞄と悩んで結局は実物見て妻と2人とも一目ぼれして決めた訳ですが、6月10日で売り切れてしまうのは早すぎるような気がします。

それだけ人気が高いということでしょうけど、これからランドセル選びをする人もいるでしょうし、すでにないというのは寂しいものです。

これだけの人気があると来年は話題となって、もっと過熱してしまうかもしれません。

アパホテル 人気があるけど人気がないホテル

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ビジネスホテルとして驚異の利益率30%超えを維持し続けているアパホテルですが、利益率が30%超えしているというのは、稼働率が高く、更に言えば客室単価も周辺ホテルよりも高いということになります。

 

そうなるとアパホテルは日本一人気があるビジネスホテルチェーンと言って過言ではないと思いますが、私の周辺でアパホテルが好きな人はいません。

出張に行くエリアにアパホテルがあるため利用しているという知人はいますが、目的はキャッシュバックであり、これがなければアパホテルは利用しないと言ってたりしますので決してアパホテルが好きで利用しているという訳ではありません。

 

アパホテルに不満を持つ人の多くの不満要因が、部屋の狭さです。

アパホテルは一般的なビジネスホテルの客室がシングルの場合12~15㎡ですが、アパホテルは9㎡です。

9㎡は本当に狭いです。

部屋内を歩くスペースはなく、9㎡だとシングルサイズのベッドであれば狭いながらでも歩くスペースが出来ますが、狭いスペース作るのであれば広いベッドの方が良いだろうと会社として考えているのだと思いますが、歩くスペースを犠牲にしてセミダブルなどのベッドを置いています。

むしろお風呂に入る以外の時間はテレビ見るのもスマホなど見るのも、寝るのもすべてベッドで過ごせばよいとアパホテルは考えているのだと思います。

どうせベッドで過ごすのだから他の部分は最低限にして部屋の広さは9㎡あれば十分だろうという方針なのだと思います。

ちなみにアパホテルはダブルも9㎡のホテルも多く、カップルや不倫相手とアパホテル利用する人は、2人で9㎡でもずっとベッドであれこれしているだろうから9㎡で十分だろうということだと思います。

9㎡で男一人だったら、まだいいかなと思いますが女性が一人で使うとしても女性には狭すぎるのではないかと思います。

 

一人ですら狭いのに2人なんて・・・って思ってしまいますが、9㎡がアパホテルにとっては標準的で、他のホテルに比べて断然狭いので不満が多いのだと思います。

 

狭くても安ければ、それは仕方ないかなと思いますが、狭い割に価格が高いことが不満が増大している理由だと思います。

需要があると思えば容赦なく値上がりします。

イベントなどの特定な時であれば、それは仕方ないと諦めますが、強気な価格になる場合が多く、1泊3万円にまで値上がりすることも多かったりします。

 

こんなホテルが人気があるわけではないと思ってしまいますが、圧倒的な利益率は人気がある証拠であり、数字はうそをつきません。

アパホテルへの不満はありますが、アパホテルの魅力は、457室(2019年6月18日時点 公式HPより)という店舗の多さでしょう。

都区内だけで67店舗もあり、都内をはじめ大都市は観光客も多く、最近は工事関係者の宿泊利用も多いらしいので、高めの設定でも予約が入るようです。

高くて不満を持つ人も沢山いますが、アパホテルがなければ宿泊に困る人も多く、高くて嫌なら他のホテルを探すという選択肢もあるなかで、アパホテルを選ぶのは、高くても狭くても綺麗なホテルだからという理由もあるでしょうし、宿泊したい場所にアパホテルしかないというのはそこの立地を選んだアパホテルの戦略が正しいことの裏付けでしょう。

 

ビジネスホテルの場合、部屋の広さが狭いためオフィスビルや商業施設には狭すぎる土地でもビジネスホテルとしては十分な広さとなることも多く、半端な土地がビジネスホテルになることが案外多いです。

ビジネスホテルの場合、部屋と通路、エレベータのスペースがあればいいわけですし、アパホテルの場合は部屋は9㎡で、通路の広さは1m程度でしょうから5mくらいの幅さえあればあとは奥行き次第で、何部屋作れるかになりますので、普通であれば駐車場にしかならないような土地でもビジネスホテルを建設することが可能になります。

どこかのインタビューで狭い土地でもホテルを建設するノウハウがあると語っていましたが、本当にあるのであれば聞いてみたいものです。

先に書いた通りパッケージ化された部屋と通路とエレベーターさえあればいいのがビジネスホテルであり、建設に関するノウハウは特にあるとは思えません。

スペースについてもそう。よく「アパホテルは客室が狭い」と言われるが、狭いのではなく、あえてコンパクトに設計して、必要な機能を集中させているのだ。私たちは「スペース」を売るホテルではなく「満足」を売るホテルなのだ。そして、「満足」と「コスト削減」を両立させるような工夫を、いたるところで行っている。 例えば、客室内の必要なスイッチはすべて枕元にあり、ベッドに寝たままで操作できる。外の熱の出入りを少なくするために窓のカーテンは遮熱・断熱素材を採用。必要以上にエアコンを使うこともない。浴槽は卵型でゆったり入れるが、湯量は通常の約80%で済む。シャワーには空気を混ぜ、湯量が少なくてもパワーを十分に感じられる工夫もしている。

 このような緻密な計算に基づき、徹底的に効率性と利便性を追求するのが、私たちのやり方なのだ。その結果、経常利益率約3割という、ホテル業界では断トツに高い水準を維持している

アパホテルの社長のインタビューでいつも違和感を感じるのが、ホテルのコスト削減を自慢することです。

通常客商売において客がメリットとなることを話すことが一般的なのに自分たちの利益が何故高いのか、どこで削減しているのかを自慢していることに嫌悪感を感じるほどです。

例えば何故こんな安く宿泊できるのかということに対して、これだけ企業努力しているから安く提供できるということであればいいのですが、そういう理由ではなくあくまでも自分たちの為のメリットを自慢する意識はおごりではないかと思ってしまいます。

部屋が狭いという客からの不満に対してスペースは関係ないと言ってしまう点、どこでもやっているようなことでも自社にノウハウがあると言ってしまう点など、傲慢さしか感じられません。

アパホテルにあるノウハウは、特にあるとは思えませんし、記事で話していることも大したことは言っていません。

 

でも利益率は30%以上という事実は間違いなく、人気があるホテルと言えますが、利益率が他の大手よりも高い理由に、自社で土地を仕入れて自社で建設し自社で運営している点でしょう。

東横インスーパーホテルなど(自社の土地のホテルもあるかもしれませんが多くは)は土地と建物は、地主の所有物であり運営を東横インが行うスタイルであり、その分利益率は落ちます。

アパホテルのような自社ですべてを行う会社もありますが、ホテル専業である程度の規模を持つ会社で決算を公表している会社も少なく、実際他の会社は利益率はどの程度かはよく分かりませんが、アパホテルほど自社の利益にどんよくな会社はなかなかありませんので、アパホテルほど利益率が高い会社はないかもしれません。