鍵付防音個室でネットカフェの規制が厳しくなるのでは③

 

2回で終わるつもりでしたけど、やっぱり気になる風営法と鍵付き防音個室のネットカフェ。

調べてみると大手は別会社又は、別名で展開しています。

特におおいのは、快活CLUBですでに71店舗です。

全国で370店舗以上ありますが、約20%が鍵付き防音個室のある店舗になります。

マンボー系も防音個室タイプの店舗が多く、カスタマカフェは全店舗が防音個室のようです。

一応ちゃんと調べたつもりですが、()内の数字が防音個室(一部は鍵付き個室も含む)の店舗数です。

CLUTCHのように防音仕様ではないネットカフェもあります。 

  

  別名義・別会社
自遊空間 NEXT自遊空間(10)
快活CLUB 快活CLUB(61)
リラックスルーム(10)
コミックバスター コミックバスター(2)
マンボー マンボープラス(5)
ネットルーム(21)
メディアカフェポパイ エストサイドルーム(1)
アプレシオ アプレシオ(3)
漫画喫茶ゲラゲラ Hailey5Cafe(3)
CLUTCH(2)
俺の部屋(1)
カスタマカフェ カスタマカフェ(14)
JOYCAFE ネトマル(2)

ここまで展開しているとなれば、すでに地域によって覗けるようにするためのガラス窓をつけるとか、店舗で提供された飲食物は個室内で飲食するのはNG(持ち込んだ飲食物はOK)に気をつければ鍵付き防音個室というのは全く問題ないということなのかもしれません。

 

最近は、カラオケも一人カラオケというものが流行っていると聞きますし、その一人カラオケ用の個室は非常に狭く、5㎡以下の個室になってしまいます。

それも特に問題ないみたいですから、やはり客が危険にさらされる恐れのある消防法に気をつけていればよいということかもしれません。

前にも書きましたが、いわゆる風俗業態とネットカフェを同じ風営法で縛るのは無理がありますので、当然といえば当然なのだと思いますし、風営法で縛られるはずの個室ビデオ店は実質、風営法の縛りを逃れて運営していますので、それが許されるのであれば、ネットカフェはそこまで大きな問題ではないと言えます。

 

そうなると、あとは鍵付きで防音個室だからといってよくない行為ができると思っている人たちが必ずいると思いますので、その人たちが増えたときに警察がどう対処するのかということでしょう。

店にとっては勝手に客がしたことであり、利用規約にもそういうこと駄目と書いているので店としては知らないこととして扱うでしょうし、一部不貞行為を行う人たちがいたとしてもそれはごく一部であり、店が斡旋したなどのような事実がなければ黙認されていくのかもしれません。